精神的な痛み?線維筋痛症
2017/09/28
痛みには組織の損傷を伴う、侵害受容性疼痛(やけど、打撲、切り傷など)。
そのような損傷があるように表現される、神経障害性疼痛(痛みを伝える神経の途中が損傷や変性した為に起こる痛み)
それと心因性疼痛があります。痛みはその経過が長い程、不安などが重なり精神的要素が深く関与し、過労、ストレス、睡眠不足などでさらに症状が悪化します。
私が患者さんと痛みについて話をしていて難しいと感じるのが、心因性の痛みというものを患者さんは、心や気持ち弱いのが原因と思われている事です。
私が思う心因性の痛みというのは、心の弱さが原因というのでは無く、脳や脊髄の痛覚の過敏状態が強くなった状態だと思っています。
簡単に言うと、患者さんの痛みを感じる神経が敏感になり、少しの刺激で強く身体に痛みを感じる状態になっているのです。
心因性の痛みとはいえ、患者さんは実際に強い痛みを感じていると思います。
当院では筋膜整体やトリガーポイント鍼治療など慢性痛の保険外治療を行っています。
線維筋痛症など慢性痛を増やさない為には、早い時期から積極的痛みの治療をし、活動的に動く事だと思っています。
早く痛みが取れる方もありますが、数か月かかる方もおられます。
時間外の無料相談も受け付けております。その痛み、あきらめないでご相談ください。