腰痛で来院される患者さんの中に、「お尻と足が痛い」と来院される方がおられます。
病院などで「腰で神経を圧迫しているのが原因、坐骨神経痛と言われた」なかなか痛みが取れないと言われ来院されます。
一昔前なら、腰から臀部太もも、フクラハギに痛みやシビレが出ると、腰の軟骨や骨のズレが原因での坐骨神経痛と言われていましたが、最近ではお尻の痛みは、ほとんどが梨状筋(上図)と言う筋肉が硬くなり、梨状筋の下を通る血管などを圧迫して痛みやシビレが出ると言う考えが主流になり、梨状筋症候群といわれています。
自分で出来る治療はテニスボールを使う治療があります。
(下図)のように座ってでも寝ころんででもOKです。
テニスボールをお尻に当て梨状筋辺りをグリグリするだけです。
1日に2、3回でいいです。時間は好きなだけでいいですが、後から痛みが出ない程度を目安にしてください。
最初は5分ぐらいから始めてください。
お尻が痛く、坐骨神経痛だと思ってる方、もしかしたら梨状筋症候群かもしれません。
お気軽にご来院ください。