丸山ワクチン・ザ!仰天ニュース
2018/01/14
先日、テレビでザ!仰天ニュースを見ていると、丸山ワクチンを取り上げていました。
丸山ワクチンとは今日まで約40万人の患者に使用され、40日分で9,720円で購入。
購入した患者は週に3回、近隣の病院にお願いし丸山ワクチンA,Bを交互に、自費で注射してもらうシステムになっているようです。
私が鍼灸大学時代、病理学の医師の先生が癌専門の先生でした。
その先生に私が「丸山ワクチンって効果あるんですか?」と聞くと、
その先生はウ~ンと考えた後に「癌は放置しておいても勝手に治ってしまう場合もあるから、ワクチンが効いたのかどうかはわからない」と言われた事を思い出します。
実際、国から承認を受けていない薬なので、効果のある?無し?は何とも言えないのでしょう。
私が病院に勤務している時に1人、丸山ワクチンを使用していた患者さんがおられました。
その患者さんは、私が働いていた病院の物理療法科には関節リウマチ(強直性脊椎炎)で通院されていました。
丸山ワクチンを使用している人で、私が知っているのはこの方だけです。
今回テレビで放送されたのは、この数年で、新たなデータの報告があったからです。
丸山ワクチンを投与した患者さんの5年生存率が、使用しない患者さんより10%上回っていたようです。
10%はこの分野では、ありえない数値のようです。
今後、研究が進み、患者さんの負担が少なくなる日が来るかもしれません。