23歳で扁桃腺手術
2024/03/13
昔、京都小倉病院で働き始めて1週間程したときに微熱が出だしました。
最終的に約半年後に扁桃腺の手術をしたのですが、最初は「まあ、すぐに治るだろう」と軽い感覚でした。
しかし熱が出だして1週間、2週間、1ヶ月経っても熱はひきません。
熱がひかないどころか、今までなったこともない中耳炎にもなりました。
半年の間に3回程中耳炎になりました。
病院も覚えてるだけで4、5軒行きましたが治りませんでした。
私が卒業した、関西医療大学の鍼灸科では耳鼻科の授業もありました。
根拠は何も無かったのですが、なんとなく扁桃腺を切れば治るのでは?と考えました。
私が勤めていた小倉病院は耳鼻咽喉科が無かったので当時通院していた、第2岡本病院(現在の岡本記念病院)の耳鼻科の先生に
「扁桃腺を手術して欲しい」とお願いしました。
先生は「扁桃腺を手術しても治らないと思う」と言われたのですが、半年間私が苦しんでいるのも知っておられたので、とりあえず切ってみようということになりました。
手術前は親も呼ばれ「手術しても変わらないと思うが、本人の希望で手術をします。」的な説明を受けました。
手術は何故か局所麻酔。
手術中も唾液が止まらず、テッシュペパーを箱ごと渡されて、膝の上に置きながら手術をしてもらいました。
手術後に先生から言われたのは「扁桃腺を切ったら想定以上に膿が出てきました。切って正解だったと思います。」と言われました。
その後、微熱は引いてきました。
ただ、鼻水などには5年程悩まされましたが5~10年でほぼ完治しました。
手術してもすぐには治らないと思っていましたが、結果治って良かったと思います。
子供の頃から扁桃腺がよく腫れて、声が出なくなっていましたが、扁桃腺を手術してもらってからそれも無くなりました。
先生の名前は忘れてしまいましたが、今でも感謝しています。