痛みが無くならない原因は慢性痛?
2025/10/22
慢性痛は、複数の要因が絡み合って起きるので、原因を単純に特定することはできません。医療現場では、原因と思われるケガや病気が軽減、あるいは取り除かれ、自己保全のためのシグナルとしての役割が不要になったにもかかわらず3か月以上または6か月以上続く痛みを慢性痛と呼んでいます。診断ではまず、臓器・骨・関節などに腫瘍や障害がないことを明らかにします。痛みが急性痛ではないことを確認して初めて、慢性痛として、運動療法や心理療法などを含めた具体的な治療法の検討に入るのです。ここで肝心なのは、急性痛と慢性痛では、痛みの仕組みも、治療の有効性もまったく違うということです。
たとえば、急性痛によく効く非ステロイド系消炎鎮痛薬は、慢性痛には効果がありません。ほとんどの慢性痛は組織の障害がなく、当然炎症もないからです。病院で処方された痛み止めが効かない時は、「もっと強い薬」を要求するのではなく、慢性痛を疑いましょう。
慢性痛についてきちんと勉強した医師が行う慢性痛治療の特徴は、全人的な治療をすることです。痛みを悪化させていた心理的・社会的な原因にまで踏み込んで治療しなければ、慢性痛は解決しないからです。全人的な治療には医師だけでなく、臨床心理士、看護師、理学療法士、作業療法士、ソーシャルワーカー等多職種の専門スタッフが参画する「集学的治療」が有効とされています。
ただ、残念ながら慢性痛を完全に取ることは難しいのが現状です。
これは北原雅樹先生のHPからの抜粋です。
痛みは最初の治療を間違えると慢性化する可能性がありますし、正しい知識が無いとなかなか治らないです。
痛み=怖いものと思いこみ、痛むのが怖いからと筋肉を動かさなくなると更に筋肉が固まって痛みが取れにくくなります。
痛みは難しいもので、大事にしていたら治る、筋肉をつけたら治る、薬や注射で治る、リハビリ、手術で治るなど決まったものがありません。
その痛みの原因、痛んでからの時期などから治療も考えないといけません。
私は長年仕事してきて、身体の硬さから痛みが発生する人を多く見ています。
当院にこられる人も様々な検査をして、問題ないと言われたけど痛みが無くならないと来院されます。
原因は急性痛が慢性化したものかもしれません。






