痛みが治るまでどれぐらいかかるのか?

2017/06/15

患者さんから「この痛みはどれくらいで取れますか?」と聞かれる事があります。

急性の膝の痛みや肘の痛み、ぎっくり腰なら2、3週間、早ければ3日から1週間と言います。

肋骨のヒビなどは4週間から6週間。急性のケガや骨折などは、生活様式や、習慣の差はあるのですが、治るまでのだいたいの日にちは予想出来ます。

ただ、慢性の痛みや、以前から繰り返し痛めている痛みに対しては、治るまでの時間は全く想像がつきません。慢性の痛みには精神的なものや、中枢神経の痛覚の過敏状態も深くかかわってくるからです。

ヘルニアや狭窄症で手術を勧められている方なら3ヵ月程度かかる事もあります。

慢性の痛み、無理を重ねて少しずつ出てきた痛みは、患者さん自身が原因などを忘れていたり、原因を認めたく無い場合があります。

身体の痛みはリュウマチや腫瘍、ヘルペス、感染症、掌蹠膿泡症性骨関節炎など以外はほとんどが、血流が悪かったり、筋肉のこわばりや痙攣によるものだと考えています。原因を患者さん自身が理解できるまで時間がかかる場合はありますが、痛みは消す事が可能だと思います。

長く続く痛みを無くすには、患者さんの協力も必要になります。

 

何十年も前に骨折した事や、過労やストレス、自分では健康維持の為に行っていた、畑仕事やウォーキング、ジム通いが痛みの原因のになっている事もあります。

運動はした方がいいですが、やりすぎると身体を壊してしまいます。

長時間座っていたり、草引きの姿勢でかがんでいるだけでも骨盤から下の血流は悪くなります。

じっとするのではなく、痛みが出ない程度の運動や歩行などをオススメします。

慢性痛みや症状に対しては、整体や、トリガーポイントの鍼治療が効果的です、個人差もありますが、週に2回の通院を2週間、1週間に1回の治療を2回から6回、その後は1ヶ月に1回程度で、痛みで悩まない身体を作って行きましょう。

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