効果的なストレッチ

2025/10/08

この仕事を長くしていると、身体の痛みの原因が骨や軟骨では無く、筋肉の硬さや血流だということがよくわかります。

当院では運動やストレッチをする時間、回数を常に患者様に伝えています。

どんな運動やストレッチでも最初は

30秒~1分、回数なら10回です。

ウォーキングは15分ぐらいから始めてもらいます。

最初に患者様にストレッチの回数、時間の説明をしますが、30秒~1分、回数は10回と言っても、中には話を全く聞いてくれない人もいて、ストレッチを30分したら痛くなった。

100回膝を曲げたら痛くなったといわれる方もおられます。

やる気があるのは良いのですが、硬い身体がすぐに柔らかくなる訳ではないので、少しづつ伸ばしていかないと身体を壊します。

日本は欧米とは違い、腰痛などの原因は骨や軟骨にあるという考え方がメインですが、最近では筋肉の硬さや、血流だと考えるお医者様も増えています。

膝や腰の動きが悪い人も、自分で「痛いから動かしてはダメ」と思い込んでいる人が多く、可動域を広げる治療をしていくと動くようになる人が多くおられます。

ストレッチは、強すぎてはダメ、弱すぎてもダメ、ギリギリの強さで伸ばしたい筋肉のチカラを抜いて行うのがベストです。

長年の生活で硬くなった、腰や膝や肩が簡単に動くはずがありません。

地道なストレッチを継続して、健康な身体を目指しましょう。

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